社長×学生対談シリーズ⑤「日本を地方から盛り上げるベンチャー天創堂」

社長×学生対談シリーズ⑤「日本を地方から盛り上げるベンチャー天創堂」


いわゆる「“意識高い系”学生」
元格付け会社出身の人たちでセレクトした「“関西の優良企業”の社長(または経営幹部の方)」との
対談を真面目に取材していきます。
会社を経営する上での会社の特徴や求める人物像などの情報がたくさん入っているので、
就活生のみなさんは参考にしてみてください。

第五弾は、大阪ビリケンブームのし掛け人「ものづくりITベンチャー
「天創堂株式会社」さんを取材してきました。

粕井社長は現在29歳だ。彼は大学時代に決意した通り、社会人3年目で若くして独立した。
今天創堂は4年目を迎えているが、ここまで様々な苦難があったと社長は言う。

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本日はそんな様々な困難を乗り越え、今もなお成長を続ける天創堂に取材をさせていただいた。

―事業内容をお聞かせください

 webプロモーション事業ライセンス管理事業の大きく2つがあります。

 前者は、例えば地域の特産物にwebプロモーションを行い、多くの人に認知してもらうようにします。
そして、その結果、売り上げが伸びて行くようにする事業です。webプロモーションの具体的な内容は、ホームページ作成やEコマースなどを行うなどですね。

 そして後者のライセンス管理事業は、地場産業の方とライセンス契約を結び、それを用いて商品化を行ったり、先程のwebプロモーションを行ったりします。
例えば、我が社はビリケンさんとライセンス契約を結ばせていただいてます。このライセンスを使用する契約を地場の中小企業の方と結びます。そして地場の中小企業の方々に、このライセンスを使用した商品を製造していただきます。
 これがライセンス管理の主な内容です。
このライセンス管理の事業には初めのwebプロモーションでのノウハウが活きてきます。webプロモーションのノウハウにより、ライセンスを用いた商品を多くの人に認知してもらうことができるのです。また、その商品のEコマースも行ったり、ときには、直販も行ったりします。最近では、ドン・キホーテさんが取引先に加わり、商品を卸すことも行うようになりました。

これが現在の基本的な事業内容です。

―強み

 ビリケンさんという有名なモノを取り扱わせていただいていることが一つの強みです。これにより、信頼度は確実に上がりました。

 最近では、大阪・神戸・京都マラソンのライセンス管理をさせていただくことになりました。こちらでも、上述した商品化、webプロモーション、直販などをさせていただくことになっています。この大阪、神戸、京都マラソンも認知度の高いものです。したがって、以前よりさらに信頼度は増していくと考えています。

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―今後の方針

 土産物流通の大手は100億から200億ぐらいの売り上げなので、我々も5年で100億ぐらいまでを目指したいです。
他にも、自社でキャラクターの開発を行うなどもしたいですね。

 売り上げ増加の方法の一つとして、地場産業の方々の商品を卸すための取引先を増やすことがあげられますね。例えば、今後は道の駅などへの販路拡大も考えています。さらにその後は、場所を問わず全国に広げていきます。そして行く行くは、世界でも売れるようなブランド作りの手助けをしたいと考えています。例えば、和牛や神戸ビーフなどは世界でも通じるブランドとなっています。

私は土産物流通の大手がするような、商品は同じでラベルだけを変える方法に違和感を感じていました。これでは、地域の人が作った地域の文化に根付くものが失われてしまうからです。これでは本物には出会えないと私は思います。
そんな思いもあるからこそ、地域に存在する特産物が日本を支える。そのような状況を作って行きたいと思います。

―どのような人材が欲しいですか?

私のビジョンに共感できる人ですね。
そのビジョンというのは、地方にある文化を伸ばしていたきたいというものです。
この想いを持つことになったきっかけは、以前私がバックパックで旅行をしたときの経験です。私はそのときに、異国の地で自分の知らないことに触れる新鮮さ、多様性を感じました。
また、私は異国の地でなくても、日本の各地域に素晴らしい文化が根付いていることにも、訪れる毎に気づきました。これは昔の藩などの名残だと思うんですけどね。

 しかし一方で、日本は今どんどん均一化していっていることにも気づきました。コンビニが最たる例ですね。私はそれぞれの食文化などが経済合理性の名のもとに無くなることを恐れました。そして、このまま均一化していくことで、どれだけ退屈な世の中になるのかと思いました。

私はこのような退屈な世の中を作らないためにも、地方にある文化を残したい、残すだけでなく、伸ばしたいと思うようになりました。
この思い、ビジョンにより、私は現在の事業手掛けるようになりました。

欲しい人材の第一条件として、このビジョンに共感していただけることが挙げられます。

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―期待することはどのようなことですか?

積極的に自分の頭で考え、行動できることですかね。自責で考えられるような人材になって欲しいです。

―どのような業務になりますか?

とりあえずボリュームは多いです。従業員が5人なので、一人一人の負担は大きくなります。責任も重くなりますね。初めは雑用になってしまいますが、徐々に仕事を任せたいと考えています。
やりがいと感じるところは、相手が40〜50代とかということですかね。40〜50代の人がすることを20代で経験できる。これは嬉しいことです。基本的に舐められてしまいますが、そこで逆に奮起することができます。
大変なこともありますが、非常に面白い仕事だと思います。

―会社の雰囲気はどのような感じですか?

オンとオフの切り替えがしっかりできる感じです。あといい意味でアットホームです。仕事もプライベートも分け隔てなく関わっていきます。仕事もプライベートも両方充実して頂きたいですからね。

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―最後に新卒の方に一言お願いします。

先程述べた、ビジョンに共感できるという人は、是非話を聞きに来てみてください。そして、良いと思ったのなら、共に働き、地方の文化を伸ばしていきましょう。

学生記者の目

以前、天創堂という名前により、初めて会う取引先に老舗の企業と思われていたことがあるらしい。なぜそのような名前なのか取材の後に由来を聞いてみた。「天」は理想の社会、「創」は創る、「堂」は会社という意味があるらしい。つまり「天創堂」とは「理想の社会を創る会社」という意味になる。あとは横文字が多い中で、あえて漢字だとかっこいいいからという理由らしい。笑

粕井社長にとっての理想の社会とは、地方の文化が日本を支えていく社会のことだろう。
日本という国が世界でも通用するためには、地方がもつそれぞれの文化が伸びていく必要がある。
天創堂株式会社には、これからもその理想のために、素晴らしい文化を持つ日本を創るために、絶え間ない成長を期待したい。

天創堂株式会社公式WEBサイト
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